□□昨日のつづき□□
2003年10月25日号 VOL.035
──無題──
身体の調子を崩して、先週末から4日間寝込んでしまった。
病院での検査の結果、入院する程のものでは無く、過労によるものとの診断だった。
<オイルショック>の頃の新卒で世の中は<モーレツ時代>だったから朝8時出社で、帰社は平均午前2時~3時が、入社した会社だった。 部長が午前1時迄居るので、課長はそのあと、課長が帰らないので係長以下は結局2時過ぎとなっていた。
自動車会社だったので、誰も終電を気にしなかったのかも知れない。 専攻ゼミは労働法だったのだが、学校を出た途端、ローキ法等頭の中からすっかり抜け落ちていた。 働くっていうのは、そんなもんだと思っていた。(睡眠時間を補うサボり方も身につけたが・・・・)
春の社員旅行以外は、元日しか休ませてくれない会社だったので、退職した後もそれが習い性になっていて、まず仕事を休む事は無い。仕事がイヤだと思った事が無いばかりか、夜中に目を覚ますと、このまま仕事場に行こうかと思うのだからワーカホリックかも知れない。
友人の医師に「としを考えろ」と年中言われている。
話は変わるが、4日間寝込んでいる中で、あまりの辛さに苦しい時の神頼み(仏か)薬師如来の真言「オンコロコロセンダリマトオギソワカ」と唱えてみた。(ちなみに仏の真言などこれしか知らない。若い頃旅先の寺に書かれてたのを覚えていたのだ)
頭の中で経(?)を唱える間だけ、何か痛みが減った様な気がする。
不思議な事だが、明確な実感があった。 こんな時は素直に信じれば良いのだろうか?
「信ぜよ。さらば救われん」ってのも有ったよね。
友達も含めて、人は信じる事にしている。裏切られた事もあったけど、それでも人を信じようと思う。疑ってばかりいると、信じられる人と巡り会ったかもしれないのに自分の前を通り過ぎて行ってしまう。
何を書いているのだろう。 未だ熱があるのかも知れない。
(F)
──次号につづく─