□□昨日のつづき□□
2003年7月25日号 VOL.028
──閑話休題──
2~3週程前より、ホームページBBSに「ルイ・ヴィトン・ネタ」が続いている。
同社の製品に対する非難や中傷に近いと感じられる文章は、HP管理者の判断において消去させて頂いた。 折角、お寄せ下さった投稿ではあるが、お許し願いたい。
その中で、投稿ネーム「ねずみ」さんの内容要約(表参道のヴィトンショップの店員に高額である理由を聞いたら、高度な技術を習得した熟練の職人が、手作りで一つ一つ作るから、と言われた)に、ついて、メルマガでお答えします。
(1)革製品は、ヴィトンじゃなくても、どこの物だって一つ一つ手作りに決まってる。
(2)メルマガでは何度も書いたが、日本の職人の方が高度な技術を持っている。
少なくとも、丁寧さは日本のメーカーに軍配は上がる。
※ 高額を維持する為のイメージ戦略に、莫大なコストがかかるからと答えて欲しいね。
ふた昔程前の話だが、その美貌で世界中の女性達を夢中にさせていたフランス人俳優の「アラン・ドロン」は、貧民街出身だったため、ルイヴィトンなるブランドの存在を知らず、彼を主役に起用し、世に送り出した監督の一人だった「ルキノ・ヴィスコンティ」が使っていたバッグのLVマークを、監督の頭文字だと思い込んでいたそうだ。
ヴィスコンティは、イタリア貴族階級の出自である。
この逸話からも、欧州社会に階級文化があると分るが、日本は良いよネ。女子高生もヴィトンやシャネルだものネ。
(F)
──次号につづく─