世界で一番いいバッグを作るのは、東京のフリーハンドだ
と、いつか言われるのが私達の夢。
だから、我々の技術と情熱の結集ともいえる新作を、儲け度外視のギリギリの価格で提供しています。 とにかく、ホンモノのかばんの良さを知ってもらいたいからです。 インターネット上のショッピングサイトに載せていないのもこの理由からです。
そんな信念を貫き、気が付くと40年。私達の顧客名簿には、全国各地30,000人以上ものリピーターのお客様がお名前を連ね、フリーハンドで買い物する為に地方から上京するお客様もいらっしゃいます。それぞれのお客様がホンモノの革に愛着を持ち、フリーハンドの革製品を毎日使い続けてくれる。
それが、私達の財産です。
オイルレザーの魅力
道具として使われる革製品に於いては、堅牢さが最も重要な要素であり、同時に、
使い飽きのこない革の変化の美しさを兼ね備えた唯一無二の革がオイルレザーである
「FREE HANDのオイルレザー」は、革の内部にタンニンやオイルが閉じ込められているので、革の表面に摩擦を加える事によって、内部のオイルが表面に現れ、酸化反応する事により、深い色合いに変化します。
日焼けして変色する「ヌメ革」とは全く違います。また手の汚れや油分が付着して触れる部分だけが色変わりしたように見えるものも経年変化とは言いません。
オイルレザーは使用すると共に驚くほど手触りも滑らかになり、手にも馴染み、実に美しい風合いが出ます。 自分の人生を一緒に歩いているという実感を味わえます。
「FREE HANDのオイルレザ-」は、原皮に水付け、石灰付け、脱毛などの準備行程を施し、タンニンなめし、染色(草木染めの様なナチュラルな染色)の後、オイルを加えて加工しています。
このタンニンなめしの際に革の堅牢性が高められ、FREE HANDの革製品は非常に丈夫で20年以上経っても、変形したり、破れる事もありません。
さらに、タンニンなめしの後、オイルを熱と圧力で浸透させる事により、多少キズがついても摩擦で革に馴染むようになります。
この様に魅力的なタンニンなめしの革ですが、強くて丈夫である反面、革そのものの生産も難しく、油分を含んでいるため経験の必要な職人でなければ扱えず、ラインで作る量産には全く不向きな革です。そのためオイルレザーを扱う流通メーカーは国内にはありません。フリーハンドのようなアトリエメーカーと呼ばれるところにしか無いのが現状です。
「FREE HANDのオイルレザー」は全ての革の中で最も丈夫な革のひとつです。
苦労して出来た革、長く使って頂ける素材だからこそ、FREE HANDでは「良い鞄=長く使える丈夫な鞄」という視点で考え、製作しています。
もっと私たちについて知ってみませんか?
是非コラムを読んでみてください。
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ギャラリー ~オイルレザー成長期~
お客様のご愛用品を紹介していきます。