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 ☆☆☆ フリーハンド ☆☆☆    2012.09.17

   
 ━━━ 日本人とフェアプレイ ━━━        コラム「昨日のつづき」  Vol.73

過日、オリンピックサッカー観戦のため渡英した「イチロー51 さん」から次のような話を聞いた。
ロンドン市内で『日本人は卑怯で狡い民族である。日本は他国の領土を掠め取ろうとする帝国主義国家だ』と書かれたビラを配っていた人達がいたそうだ。
オリンピックの開催されている場所でオリンピックの精神を無視した悲しいまでの所業である。
子供の頃から反日教育を繰り返し洗脳されてきた人達なのかも知れない。  または国家としてのプロパガンダだったのかも知れない。

同時に、彼は何とも嬉しい話も聞かせてくれた。
女子サッカーの決勝、日本×アメリカ戦で当初アメリカ寄りの応援をしていた観客たちが、試合が進むにつれ日本への応援が増えて行き、
(にっぽん・にっぽん)との掛け声の応援がJAPANの意味だと分かると、会場中に(にっぽん!)の声援が広がって行ったと言う。
少なくとも2度は有ったPKを主審が取らなかった事に対し、日本選手は激しく抗議するどころか淡々と、しかし持てる全力を尽くして戦い続ける姿に
観客たちは感動したのだと言う。 試合後のインタビューで日本の監督が「そんな事が有りましたっけ? 審判は公平でしたよ」と語った事も報じられた。
銀メダルに終わった日本選手に、勝ち驕ることなく駆け寄って健闘を讃えあうアメリカ選手も日本との素晴らしい戦いを誇りに感じていたに違いないと言うのだ。
試合後の日本選手への称賛の拍手の嵐は、騎士道の精神そのものに対してだと、興奮気味に語っていた英国紳士もいたと言う。
彼女たちは「銀メダル」と共に、「FIFAフェアプレイ賞」をもって表彰された。

この女子チームだけでなく、男子U23チームも「FIFAフェアプレイ賞」を獲得する。
「FIFAフェアプレイ賞」は、最もイエローカード・レッドカードの少ないクリーンなチームに対して贈られる賞だ。
昨年の女子ワールドカップ優勝の「なでしこジャパン」も、先日日本で開催されたU20女子ワールドカップで銅メダルを獲得したチームも
どちらも「FIFAフェアプレイ賞」を獲得した。
今年1月には日本サッカー協会が「FIFA年間フェアプレイ賞」を贈られている。
このところの「フェアプレイ賞」は日本が独占し続けているのだ。

━━(千日の稽古を経て「鍛」とし、万日の稽古をもって「錬」とする)
これは宮本武蔵の言葉である。「鍛錬」とは如何に激しく道の遠い事かがうかがわれる。
そして、この鍛錬を体得した武士が自然と相手を敬い、その姿勢が「礼」となるのだと。

体格に劣る日本人選手が、骨格に優れた外国人選手と互して戦う為に、彼ら彼女らはどれほどの努力をしてきたかは想像に余りある。
努力し工夫し研鑽する、そして相手を敬い互いに高め合う。 これが日本人の強みだと思う。
数百年続いた武家支配の精神文化が、努力を怠らない事・礼を重んじる事・己を恥じる事を根付かせたのではないだろうか。
これを他国はフェアプレイと呼ぶのだろう。

東京オリンピックの頃からサッカーを見続けてきた筆者は、国際試合の度にチームの中心的存在の日本人選手に対して、
イエローカードを覚悟で膝や脛を狙ってスパイクの歯で蹴りまくり、負傷交代を狙ってくる某国の作戦を苦々しく感じ続けてきた。
しかし、それに対して同じようなプレイで応酬した日本人選手は見た事がない。

願わくは、これからもオリンピックやワールドカップが行われるすべての競技で「フェアプレイ賞」を日本人が取り続けて欲しい。
フェアプレイは日本人の代名詞のように言われるまで、世界中の人々の尊敬を得られるまで取り続けて欲しい。
もしかしたら、どのようなビラを配ろうが(日本人は卑怯で狡猾な人々では無い)と当事国で無い世界中の人々が信じてくれるかもしれない。

蛇足だが、「鍛錬」が絶対条件である。 優しいだけで戦うことを知らぬ弱い人間は誰にも尊敬されない。         ( F )


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